【有正】二輪草①

有沢さんと正午くんの関係性が大好きで、数回に分けて深く考えてみたいと思っています。
二人に注目して原作を読むきっかけになれば嬉しいです…

・全150ページ、13回予定/今回は25ページ
・有沢さん視点
・前半は「若葉のころ」の有沢さんの心境を考え、後半は有沢さんと正午くんのその後の想像
・有沢さん、初めは凜一さんへの感情が強め

ページ数が多いからかエラーになってしまうので、前半(1~14)と後半(15~25)に分けました。
お手数ですが、後半はスクロールしてご覧ください…

【名前について】
茶の湯で客をもてなす「茶事」には、季節や時間によってやり方が違い、茶事の名称のなかに、冬に行う「暁の茶」・正午に集まる「正午の茶」というものがあるそうです。
(参考:『NHK趣味悠々 茶の湯 茶事・事始め ~もてなしの心を知る・表千家~』日本放送出版協会、1997年11月)

原作では兄弟の名前について言及がないので、長野先生がここから名付けたかは定かではないですが、茶の湯由来であれば素敵だなと思います。兄弟への重圧は並ではありませんが…

暁方・正午の凝った名前の兄弟、親の愛情を受けて育ったに違いないですが、自分の名づけの所為で両親が離婚した(と思っている)有沢さんは、そんな兄弟を見て何を考えるのかなと…

拍手絵にしていた正午くん↓

次からは10ページ前後ずつ更新予定ですが、年末ですし右手が腱鞘炎になりかけているので(笑)、いつになるか…
訪問・拍手などありがとうございます。